そこに知的障害のハンディキャップは無い 〜笑顔溢れる焙煎所&カフェでコーヒーを堪能〜

ソーシャルグッドロースターズという名のカフェをご存知でしょうか?カフェの名店が立ち並ぶ神保町にあるそのカフェは一見新しいビルにある今時の店構え。

中に入ると気さくな店員たちが出迎えてくれます。彼らは知的障害を持った方々です。世間的にはハンデのある方達ですが、コーヒーを淹れるその姿はプロそのものです。ハンドドリップで丁寧に一杯の美味しいコーヒーを淹れる姿は、一人一人がカフェのマスターであるという誇りを持って働いているような印象を与えます。

お店のテーマはカフェと福祉だそうです。ハンディキャップのある焙煎士やバリスタが在籍しています。そう、ロースターなので焙煎機もあるんですね!焙煎機はギーセン社の機械を使用。

私が通った小学校には、2歳下の学年にダウン症の子がいました。子供ながらに障碍者の子は本人も親も大変だなぁと勝手に感じていたのを今でも覚えています。字が上手く書けなかったり物事を相手に伝えにくいというのは、社会において中々大きなハンデだと思います。
そのダウン症の知人は親のサポートも大きく今年で30歳になります。実はその子がソーシャルグッドロースターズで働いている縁があり、このカフェに足を運びました。

ソーシャルグッドグッドロースターズに行った帰り、私は自分自身に猛烈に嫌気がさし、深く反省をしました。それは、そのカフェのコーヒーがとても美味しかったからです。というのも、私はこのカフェをオープン当時から耳にしており、何度も近くを通ったことがありました。

このカフェのことを耳にした時は、そういったハンデのある人が世の中に貢献できることは素晴らしいことだと思いました。そして。オープン後お店を拝見した時は、私が好きなコーヒーがダウン症の人々の生きがいになるのは嬉しい限りだと感じました。しかし、私は心の中で「それなりに美味しいコーヒー」なのだろうと思い、いつか入店してみようと思うもののコーヒーを頼むに至りませんでした。

それがいざ足を運べばそこにはお世辞なしに美味しいコーヒーが。
エスプレッソもハンドドリップ珈琲も日々抽出に磨きをかけたスタッフが提供してくれます。
写真からエスプレッソはエスプレッソマシンの最高峰と言われるブラックイーグル、ハンドドリップはハリオのV60で出している様です。

お店ではハンディキャップのあるスタッフの募集もされていました。
焙煎所、スタンドで働きたい方を募集している様です。
(お店の方々、勝手に宣伝すみません)

東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANDPOOL KANDA TERRACE 2階にあります。
是非、近くへ訪れた際は珈琲×福祉が織りなす笑顔になるコーヒーをお楽しみ下さい。

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