改良されたマクドナルドのプレミアムローストコーヒーとは

こんにちは、CREAです。

先日、朝マックで近所のマクドナルドへ。

皆さんはマクドナルドを利用されたりしますか?

我が家はたまに朝マックで利用します。

木村拓哉さん風に言うなれば「ちょいマック」です。

そういえば、コーヒーのカップ刷新されましたよね。カンパニーカラーを意識したゴールデンイエローに。実は味なども含め改良されたのをご存知ですか?

しかも、今回はかなり力を入れて(お金もかけて)リニューアルされました。
そして、CMにキムタク起用なわけですから力の入れ具合が伝わります。

今日は最近のマックコーヒーの味などについて歴史を遡ってご紹介します。

また、最近導入された座席から注文できるモバイルオーダーについても、使い方などを含め記載しています。

マックコーヒー「プレミアムローストコーヒー」の歴史とは。

一昔前。今から10年ほど前の話ですが「マクドナルドのコーヒーは安くて美味しい」という評価の声が世の中に溢れていました。

実はコンビニコーヒーが今のように日本全土に浸透する前は「マックなら100円でドリップした美味しいコーヒーが飲める」というのがコーヒー業界では有名でした。Googleで検索してもレビュー評価が高かったのを覚えています。(ファーストフードのイメージから「まずい、美味しくない、薄い」なんて声も多々ありましたが)

当然、おいしい珈琲は当時から世の中に沢山ありましたが、100円でアラビカ種100%の珈琲が飲めるというのは中々驚異的なものでした。

コーヒー業界に身を置く筆者は、新人の頃よくお客様からこう言われ苦戦したのを鮮明に覚えています。

「安くて上手いコーヒーを提供したいんだけど、御社の商材ならマックのプレミアムローストより美味しいコーヒー出せるの?マクドナルドみたいにアラビカ種の豆なの?」と。

正直なところマクドナルドは、あの販売量があるからこそできる価格と品質なので、美味しいコーヒー豆は卸せても同じ価格対では薄利すぎるので厳しいというのが現状でした。

そして、思い返せば当時は営業トークとして「弊社はアラビカ種のコーヒー豆を100パーセント使用しています。一口にカフェの珈琲といっても、結構ロブスタ種という苦味や雑味のある豆を仕入れ価格が安いという理由から多く使っているカフェも多いです。でもお客様ファーストなら少しコストは高価でもアラビア種のみに特化した方が良いです。リピーターも絶対増えます。」なんて謳い文句で営業していましたが、今はアラビカ100%なんて当たり前ですよね。

ここ10年で、ここまでコーヒーのクオリティや知識が一般層にも認知されたというのは驚きです。

因みに、日本のマクドナルドは1971年に誕生。今から50年以上前の話です。
一号店は銀座にオープンしました。実はマクドナルドではその頃からコーヒーの販売を開始しています。

そして、2003年に本格派のコーヒーを「プレミアムコーヒー」として展開を開始、2005年に100円マックのメニューにコーヒーも含めました。
100円コーヒーは実は2005年にマクドナルドが謳ったものだったんですね。

そこからマックコーヒーの快進撃が始まります。

2008年に各店舗で始まったプレミアムロースト

プレミアムローストコーヒーの始まりはいつからか?
一部店舗で試験的に展開された後、全国展開が始まったのは2008年の2月15日からです。

以前まであった所謂インスタントに近い100円コーヒーの価格そのままに、満足度の高い珈琲を展開すると発表したのです。因みに2007年時点での売り上げ杯数は既に1億2千杯あったそうです。その頃のコーヒー需要を考えると驚異的な数字ですね。

因みに、2008年1月に発表された当時のコーヒー顧客満足度(オリコンDD)ランキングでは、既にリーズナブルの価格帯をウリにしているドトールやハイブランドとして画一していたスターバックスを抑えてマクドナルドが一位に君臨していました。

当時、私は学生で大学の教室へマックコーヒー片手に入ってくる者も沢山いましたね。大学生なので割合的にはおしゃれにスターバックスを持って入ってくる人間の方が多かったです。しかし、あの頃のマクドナルドは初代プレミアムローストとしてカップも少し高級感を出したダークベースのもので、黄色いM字のロゴも白字にするなど工夫がなされていたため、より浸透したのだと思います。

また、カップの素材も断熱で保温性が高く持っても熱くない。リッド(蓋)も飲み口がついていてフタを閉められるタイプ。これだけでもそれなりの原価がかかっていると考えられるので、やはり100円という売価を維持して販売したのは驚異ですね。

初代プレミアムローストの味の特徴

先述した通り、ハイスペックなアラビカ種を売りとして店舗展開されたプレミアムロースト。コーヒー豆の産地としては、ブラジル・コロンビア・グラてマラ・エチオピアの4カ国、4種類の豆を採用。

ハイスペックな豆として、格付けとして評価された産地のものを使用。
ブラジル:サントスNo.2
コロンビア:スプレモ
グアテマラ:SHB
エチオピア:モカシダモ

と当時あまり馴染みのなかった各国の格付けを基に高品質なコーヒー豆を採用しました。

因みにブラジルは欠点豆の少なさでグレードわけしているのですが、欠点豆が0ということはあり得ないということから、No.2を国の最上級評価豆としています。
コロンビア、ガテマラもその国の最上級クラスの豆である評価のものとなっています。エチオピアについては産地として有名なモカ港のシダモ地区で栽培された豆であることを謳っています。

最近ではこの産地による格付けは結構一般の方にも浸透してきましたが、当時は格付けとは何?という傾向が強かったので、マクドナルドによって書くこくの評価基準があることを知った方も多かったと思います。

ここまで記載されて売られれば「安心、安全」というイメージも与えられ、より人々の生活に馴染む商品になったのだと思います。

コンビニコーヒー進出により売り上げ低迷期突入

2008年、爆発的なヒットを記録したマックコーヒー(プレミアムロースト)ですが、数年後に低迷期が訪れます。

大きな背景はセブンカフェを筆頭としたコンビニコーヒーです。
それまで国民のイメージとして根付いていた「100円コーヒー=マクドナルド」は一瞬のうちに「100円コーヒー=コンビニエンストア」へと切り替わりました。

コーヒーのたった1年ほどで変わったという歴史的改革だったと思います。

私の営業先でも、お客様から「セブンカフェより美味しいコーヒー豆用意してよ」といった言葉をよく受けるようになりました。

あらゆるカフェや喫茶店が打撃を受けた年になったと思います。

そして、それ故に「美味しいコーヒー」が提供できなければ生き残れないという、サバイバル時代に突入しました。

コンビニコーヒーの進出によって、マクドナルドも例外では無く低迷期を迎えます。

珈琲の売り上げは大幅に落ち、同じコーヒーなのに味が不味くなったとまで言われる始末。

評価もガタ落ちです。

なぜ同じコーヒーなのにマズイと言われるようになったのか。
それはセブンカフェが美味しいと認識されその比較で結果おいしくないというイメージが付いてしまったことが理由の一つとして挙げられますが、根本的な理由は別にあると私は感じています。

それは溜め置きによる酸化です。

というのも、マクドナルドではカフェラテなどを除きますが、ブラックコーヒーは複数杯まとめてデキャンタにドリップします。オーダーが入るとそこからカップに注ぐという流れです。

しかし、コンビニコーヒーが日本国内に浸透し、マックは珈琲のオーダーが激減。デカンタに淹れられたコーヒーは長時間酸素に触れることで酸化が進み、香りは薄れ嫌な酸味を生じさせてしまいます。

これがマックコーヒー離れを更に進ませてしまった要因であると感じています。

但し、ここで終わら無いのが大手企業の強みですね。今尚、苦戦を虐げられていますが日々改良されています。

2019年に生まれ変わったプレミアムロースト

2019年10月、各メディアを中心に「マクドナルドのプレミアムローストコーヒーが全面リニューアル」という内容が大々的に取り上げられました。
そして、4日間のランチ後から夜にかけて無料でコーヒーのSサイズを提供するというキャンペーンも盛り込まれました。

また、カップのデザインも5種類あるなどSNSでも話題になったほどです。

実はリニューアルは2012年、2017年にもされており、今回はそれ以来の改革となります。

2012年の改良では酸味を抑えて濃いコーヒーにすべく、エチオピアの豆の使用を廃止し焙煎度合いを深煎りに。

2017年は香りを意識しエチオピア産モカの豆を新たに追加。これにより華やかな風味と奥行きのある味を実現しました。

そして、2019年のリニューアルでは新たにコーヒー界のエースを投入し本気を見せてきました。

監修は世界バリスタチャンピオンの井崎英典氏

2019年、今回が3度目となるリニューアル。誰が監修したのか気になるところでしたが、なんと井崎英典さんなんだとか。
井崎さんといえばコーヒー業界ではかなり有名な方です。

2014年ワールドバリスタで優勝し世界チャンピオンの称号を得た井崎さん。その方が携わった珈琲という事で、プレミアムローストコーヒーは世界一のバリスタ完全監修という注目を集めました。

コーヒー豆の特徴

コーヒー豆は新たにペルー産とニカラグア産を含めてブレンド。
(ブラジル、グアテマラ、コロンビア、ペルー、ニカラグアの5カ国産ブレンドへ)
ブレンドの内容や比率を変更する事で酸味を抑えました。そして、少し深煎り度合いを強めコーヒーの濃度を濃いものへ。

この改良により酸味や苦味、甘味のバランスが取れるようになり、ハンバーガーとのフードペアリング(いわゆるコーヒーとハンバーガの相性、マッチング)向上を実現したのです。

また、元々の酸味を抑えたブレンド度合いにしたことにより、時間が経っても大きく味に変化が出ないような工夫もされています。

これにより、私が先述した「デカンタへ溜めドリ」でも品質を低下しないようにされています。

余計なお世話ですがハンバーガーにジュースという組み合わせだとカロリーもかなり高くなりますので、高カロリーを避けるためにも是非この機会に刷新されたプレミアムローストコーヒーをお試し下さい。アプリのクーポンでもたまにセットで安くなっていますのでその際に試飲されるのも一つですね。

しかし、このような改良をされていることを知ると歴代のコーヒーを飲み比べして比較したり、歴代のCMを観てみたいと強く感じますね。

環境も配慮したレインフォレスト・アライアンス認証豆の使用

コーヒー豆はレインフォレスト・アライアンス認証豆を100%使用することでCSR活動の一環として環境へも配慮しました。

レインフォレスト・アライアンスとは1987年に設立された組織団体で、この組織の持続可能な農業基準をクリアするとその農園は認証が得られます。

生物多様性の保護であったり、自然資源の保護であったりと環境に配慮された農園であることをその称号が表しています。

このレインフォレストアライアンス認証豆を30%使用などと謳っているカフェは結構見かけるのですが、100%というのはさすがマクドナルドだと言えますね。

カフェラテのマシンはメリタ社製

余談ですがハンバーガーと一緒にセットでカフェラテをオーダーする方も多いと思います。
通常のブラックコーヒーはペーパードリップでデキャンタへ落としますが、カフェラテの抽出は別マシンにより全自動で調理されます。

マシンは店舗によっても異なるかもしれませんが、メリタ社製(メリタ・ジャパン株式会社)となっています。

ラテ系だと常に一杯ごとにドリップするため泡立ちもよく香り豊かなコーヒーになっています。

簡単便利なモバイルオーダーとは

皆さんは最近多くの店舗で取扱いされているモバイルオーダーというものをご存知でしょうか?

座席に座りながら注文ができるというなんとも便利な機能です。

使い方も至って簡単。

まずは座席に貼られているQRコードをiPhoneなどのスマホでスキャン。

サイトアプリからモバイルオーダー(スマホで注文、スマートに受け取り)を選択。

お求めのお好きな商品を選択します。

次に受け取り方法を選択。
・テーブルにスタッフがお届け
・テイクアウト(持ち帰り)
(ドライブスルーは不可)
・カウンターで受け取る(店内ご利用=イートイン)

お支払い方法を選択。
LINE pay(ラインペイ)かクレジットカードの選択ができます。

たったこれだけで注文が完了です。

2020年は年初から新型コロナウイルス問題がありますので、このモバイルオーダーを活用して極力濃厚接触を避けたいところですね。

因みにモバイルオーダーではポイントカードやクーポンが活用できません。そのためポイントを貯めたい方やクーポンを利用して安く購入したいという方はレジに並んで購入する必要があります。


緊急事態宣言が発令されても営業を続けるマクドナルド。このような時期でも依然人気を貫いてますね。
一度はコロナの影響で大幅に下落した株価も、直近の状況を見ると大幅に改善され急上昇しています。本当に凄い。

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