斬新なカフェ「青海珈琲」とは セルフでコーヒーを販売
こんにちは、CREAです。
青海珈琲をご存知でしょうか?都内で展開しているカフェで、コーヒー豆はネット販売もしています。
私は飯田橋店によく足を運ぶのですが、豆の種類も豊富で店員が本当に気さくで親切。
接客って大事ですよね。
この青海珈琲、コーヒーの販売方法が斬新で面白いんです。
座席は数席しかないので、基本はテイクアト用のカフェなのですが。
売り方が日本ならではだなぁという思いと零和の時代にあえてこれやるといった感じです。
今日はその青海珈琲をご紹介したいと思います。
青海珈琲とは
青海珈琲とは井上商事株式会社が運営するカフェです。
東京は江東区青海を本拠地とすることからその名がついたものと思われます。
井上商事?!代表取締役 井上敬策さん?
もしかしてと思い調べてみると、やはり。
スイーツパラダイスを運営している会社ですね。
甘いものに疎い私はスイーツパラダイスに伺ったことが無いですが、確認したところスイパラのコーヒーについても、青海珈琲が焙煎したオリジナルのコーヒーだそうです。
そのコーヒーだけでも飲んでみたいところです。
しかし、スイーツパラダイスと近しい青海珈琲ですが、あまり情報が開示されておらず謎も多いカフェです。
因みに全日本コーヒー検定委員会(J.C.Q.A)認定生豆鑑定マスターである永田靖さんが焙煎をしているようです。
謎が多いというのも、元々はスイパラ用コーヒーの豆を焙煎することが目的で青海に工場を設けられたようで、その際に通りすがりの方からコーヒーの要望があり、コーヒーを提供してみたのが始まりなんだとか。
で、この販売がセルフ式なんです。
以下では飯田橋店のご紹介をしたいと思います。
セルフ式の青海珈琲
セルフ式でコーヒーを販売してみたという青海珈琲。
ふと飯田橋駅から角川書店本社方面に歩いていたところ偶然発見したのが私と青海珈琲の出会いでした。
カフェマフィアやスタバが既に地場を固めるこの地を敢えて選んだという点で個人的には興味津々です。
近くにはセブンイレブン、ローソン、ミニストップと各コンビニカフェもあり、パン屋でもコーヒーが販売されている始末。
消費者が自由にテイクアウト式のお店を選べるこの地は、普通に考えればレッドオーシャンです。

コーヒーテイスティング100円という文字に惹かれた客がしばし中に入って行く光景を目にします。
コンビニコーヒーと同じ値段は安いですね。

中に入ってすぐの所に小型の焙煎機があります。
こちらはフジローヤルの焙煎機ですね。
(COFFEE DISCOVERY)
カフェで焙煎機を見るといつも以上にワクワクします。

30種類以上の生豆が展示されており、オーダーすると注文量に合わせて焙煎してくれます。焙煎はお店のおすすめの焼き方で焼いてくれますが、リクエストすれば浅煎り、中煎り、深煎りとリクエストを聞いてくれます。
お次は気になるコーヒーの店内販売です。

コンビニコーヒーと同様にマシンを使って提供しています。
それだけに人員削減ができ手頃価格でコーヒーを提供できるのでしょう。
抽出機はサンデン製ですね。ファミリーマートやミニストップなどと同じ抽出機器メーカーの機械でペーパードリップ方式でコーヒーを出しています。
注目すべきは写真の左下。
賽銭箱にお金を入れるタイプのセルフ式です。

最近はコーヒーマシンでも金銭管理や電子マネーがつけられるタイプが増えてきている中、敢えて賽銭箱でお金を徴収。これぞ日本という感じです。
これだと逆にもしかしたら「ここのコーヒーは美味しいから500円入れよう」という人も出てくるかもしれませんね。
因みにカフェラテなどはちゃんとエスプレッソで提供しており、来店者のオーダーする商品によって抽出方法が分けられています。
エスプレッソはWMFのマシンでした。
また、ビール気分が味わえる生コーヒーも販売されていました。
こちらはKEY COFFEE(キーコーヒー)が運用しているマシン。最近、たまに見かけますね。

アイスコーヒー用には水出しコーヒーで提供。
酸味が少なくスッキリした味なので飲みやすいです。
氷もセルフなのが面白いです。
200円でこのコーヒーが飲めるのであれば、セルフも悪く無いと思えます。

青海珈琲のコーヒー豆
私が今回購入した豆はハワイコナ(エクストラファンシー)です。
余談ですが100gで2,700円なので少々高価な豆です。ハワイコナが高い理由は品質も良く美味しいというのもありますが、ハワイって人件費がそもそも高いんですよね。それが高価である大きな要因となっています。


因みに青海珈琲ではハワイコナの価格は上から二番目。
一番はコピルアクで100g4,320円。
お手頃な豆ですと200gで1000円少々なので、その場で焙煎もしてくれることを考えると良心的な価格だと思います。
因みにどれも中々の美味しさです。
コーヒー豆の種類にあまり詳しく無い方は、店員の方に好みを伝えれば一緒に豆を選んでくれますので聞いて見ると良いかもしれません。

ネットでも驚くくらいに豊富な種類の豆を販売していますので、気になった方は是非注文してみてください。