甘味焙煎とは?ファミマと世界チャンピオンバリスタの挑戦。

こんにちは、コーヒー関連の企業に勤めるCREAです。

早速ですが2020年10月20日、ファミリーマートが珈琲を刷新し、リニューアル販売するそうです。

その名も「甘味焙煎」。

珈琲業界では甘いコーヒーがあることは割と有名な話ですが、普段あまりコーヒーを飲まない方々にとっては中々キャッチーな謳い文句だと思います。

稲垣吾郎さんが広告を担当されるそうで、TVCMもやっていくということです。

コーヒー好きとしては試さずにいられませんので、早速発売当日にFamily Martさんへ伺ってきました。

世界チャンピオンバリスタ粕谷哲さん監修

今回、この甘味焙煎を手がけるに当たり、監修を務めたのは粕谷哲さん。
コーヒー界では超めちゃくちゃ有名な方です。

肩書きとしては、
2015年にJAPAN BREWERS CUPで優勝し日本のトップに君臨します。
そして、翌年行われたWORLD BREWERS CUP 2016 で優勝し、世界チャンピオンに。

これはアジア人で初の快挙なんです。

因みに「BREWERS CUP」というのはハンドドリップで淹れるコーヒーの大会です。
(日本大会は一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会主催)

繰り返しますが、粕谷さんはその世界チャンピオンです。

つまり、世界で一番ハンドドリップのブラックコーヒーを美味しく淹れられる方というわけですね。

その方が今回ファミリーマートのコーヒーリニューアルに参戦。

今までとは何が違うのか。
どんな味なのか。
これは楽しみです。

余談ですが、粕谷さんはPHILOCOFFEAなるものを立ち上げて、焙煎したコーヒー豆やグッズの販売も行なっていらっしゃいます。

ここのスペシャルティコーヒーも一度飲んで頂きたいですね。

粕谷さんが追求し続けた「クリーン」で「後味が心地よく続く」極上の美味しいコーヒーと出会えます。

店舗としては
RUDDER COFFEEシャポー船橋店
〒273-0005
千葉県船橋市本町7-1-1 シャポー船橋南館内1940215階

PHILOCOFFEA ROASTERY &LABORATORY
〒273-0005
千葉県船橋市本町 2丁目3-29

どちらもJRの船橋駅から徒歩圏内にあるお店です。

話を戻しまして、この世界的に有名な粕谷さんがプロデュースしたファミマカフェの「甘味焙煎」。

ポイントを見ていきたいと思います。

甘味焙煎のポイントとは?

まず、稲垣吾郎さんのCMにもある通り、一番のポイントは「本当においしいブラックコーヒーは、甘い」という点です。

一般的なイメージって「ブラックコーヒー = 苦い」というものが強く、もしくは「ブラックコーヒー = 酸っぱい」というところですかね。

良質なコーヒー豆を使って良い淹れ方をすると、この苦味や酸味は心地よいものとなり、更には味の奥に甘さを感じさせてくれます。

個人的には果物の酸っぱさの中にある甘みと似たような感覚だと感じています。

では、甘みを出すためにどこに注力したのか。

豆本来の甘さを出す焙煎を追求

甘みを出すためにまず拘ったのが第一に「焙煎」です。

コーヒー豆を焼く、即ち焙煎は単純に熱を加えるだけではなく、時間や温度、ガスの圧力などによって同じ豆でも別物に仕上がります。

今回、ファミマは粕谷さんとこの微妙な変化を研究し、豆本来の甘さが際立つ焙煎に努めたわけですね。

そして、豆は4カ国の産地のものをブレンドしているのですが、こちらはそれぞれを別々に焙煎しています。

それは、その産地ごとに豆の個性を最大限引き出せるようにするためです。

この焙煎後にブレンドする方法は「アフターミックス」と呼ばれる手法になります。

因みに生豆の状態でコーヒー豆をブレンドし一気に焼く方法を「プレミックス」と言います。

手間がかかるのは当然「アフターミックス」です。それぞれ焼き方を変えて焼く必要があるので時間もかかります。

ですが、アフターミックスの方がそれだけ複雑でオリジナルな美味しさを演出することができます。

FAMIMACAFEのコーヒー豆の拘り。

FAMIMACAFEのコーヒー豆は4カ国の産地のものを使用しています。

ブラジル、コロンビア、グアテマラ、タンザニアです。(全てアラビカ種)
これらの産地をブレンドすることで一杯のコーヒーに「甘み、苦味、酸味、香り」をバランス良く作っています。

コーヒー豆の粒を表すスクリーンは15以上のものを80%使用しているそうです。この豆の大きさは国によって基準が異なりますが、基本的には大きいものの方がグレード、評価の高い豆になっています。

但し、今回のケースですとあまり味を左右する要因ではなく、あくまで品質にも拘って豆選びしていますよという程度のものだと感じています。

個人的に大事なのは「4回の選別」を行っている点だと思います。

ファミマカフェが取り扱うコーヒー豆は船積み前に2回、国内入港後に1回、工場受入前に1回、豆の選別を行って品質を管理しているそうです。

これ凄く大事なんです。

痛んだ豆やカビた豆などが少しでも含まれると、コーヒーの味は一気に品質低下します。

これを避けるためにはコーヒー豆の選別が必要不可欠なのです。

ただ、この工程は豆を一粒一粒みて識別する必要があるので物凄く大変な作業です。

この点は大手コンビニチェーンのファミリーマとを傘下に入れる大手総合商社の伊藤忠商事さんだからこそできる技だと思っています。

2018年刷新したサンデン製コーヒーマシン

ファミリーマートのコーヒーマシンは2018年に国産のサンデン製に変更しました。

以前の機械はこのようなエスプレッソマシンで、苦味や雑味、嫌な酸味が出てしまうブラックコーヒーでした。

このエスプレッソマシンで圧力抽出した濃いコーヒーにお湯で薄めるようなブラックコーヒーだったものを、ペーパードリップ式に変更しました。

これで圧倒的に先頭を走っていたセブンイレブンへ追随して行ったわけです。

このペーパードリップはクリアな味が出せる抽出方法なので、日本人受けする優しい味に仕上がります。

今回の甘味焙煎も、このペーパードリップだからこそ出せる味なのだと感じています。

甘味焙煎を飲んでみた。

早速、自宅に持ち帰り飲んでみました。

余談ですが今回ファミマはフタも変更してきました。

飲み口を広くし飲みやすく且つ香りが広がるようにしています。

この辺りも戦略が見て取れますね。

味としては、「確かに甘い」です。

正直、数百円または千円以上出せば甘くて美味しいコーヒーは世の中に沢山あります。

ただ、100円でその味を出すのは本当に難しいんです。

それがこの価格でこの味できたの!!と驚くほどです。

個人的にはセブンイレブンのセブンカフェに勝る味だと感じています。

今後のコンビニコーヒー事情が楽しみです。

因みにコーヒーのレビューはYouTubeにて動画もあげていますので、よろしければご覧ください。

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